スタイリスト大草直子さんが指南 <br>“ちょうどいい”大人カジュアル塾<br>Vol.3 ストールをおしゃれに巻くには?

スタイリスト大草直子さんが指南
“ちょうどいい”大人カジュアル塾

Vol.3 ストールをおしゃれに巻くには?

大人気スタイリスト大草直子さんの新連載がスタート! AMAN ONLINE STOREのサイトやInstagramをご覧いただいている方々から寄せられた「大人のカジュアル」についての悩みに答えていただきます。第3回目はストールの巻き方。着こなしがぐっとこなれる簡単なスカーフの巻き方を教えてもらいます。



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「ストールをうまく巻けるかどうかは大きさと素材感によるところも大きいと思います。長さも幅もしっかりあるもの、厚手のものは、私もうまく巻けません(笑)。これからの季節に使うのにおすすめなのがaltea(アルテア)のコットンリネンストール。イタリア・ミラノの老舗のものは、見るだけでもワクワクするような色と柄で、それはまるで一枚のアートのよう。今回選んだストールもターコイズブルーとこっくりとしたブラウンで表現されたペイズリー柄が美しいですよね。長さ180㎝✕幅70㎝で、長さはほどよくあるものの、それほど幅広ではないので、巻いたときに変にボリュームが出ることがないんです。首にふわふわっと巻くだけで十分にサマになります。またリネン混の少しがさっとした素材感は、巻いたときにニュアンスを加えてくれますし、使い続けるうちに少しずつくたっとしてくる。その経年変化もリネンストールを持つ醍醐味のひとつです」
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「シャツにパンツ、ワンピース一枚など、シンプルなファッションが多くなるこれからの季節。さっと巻くだけで、華やかにしてくれるストールは本当に頼りになる存在です。コーディネートのポイントに、そして冷房対策という実用的な意味でも、欠かせないアイテムのひとつです。巻いていて暑くなったら、バッグに上にポンと置いておく。鮮やかなプリントのストールはさりげなく置かれているだけでも可愛いんですよね」

大草さん流の簡単ストールの巻き方を動画でチェック!



「きれいに折りたたんだりせず、ふわっとまとめて首に掛けます。片側を首に巻きつけるときに軽く2回くらいねじっておくと立体感も柄もキレイに出すことができます。コットンリネンなので、ふわりと風になびく様も軽やかで涼しげ!」



着用アイテム




    Profile - 大草直子

    エディター、スタイリスト
    1972年生まれ。東京都出身。大学卒業後、現ハースト婦人画報社に入社。雑誌の編集に携わった後、独立。ファッション誌を中心に大人の女性のためのスタイリングを提案するかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。2019年4月には新しいメディア『AMARC』を立ち上げ、2021年秋には紙媒体の『AMARC Magazine』を創刊。現在、6月発売予定の第2号を準備中。『飽きる勇気』『大草直子のSTYLING&IDEA』ほか著書多数。

    インスタグラム @naokookusa @naokookusa_styling @amarc_official

Styling&Model / Naoko Okusa
Photo / Keiichi Suto(Model)、Yuki Ueda(Still)
Hair&Make / Maki
Edit / Rina Koyama