AMAN ONLINE STORE × 編集者 戸賀敬城さん JOIN MY WARDROBE vol.02

AMAN ONLINE STORE × 編集者 戸賀敬城さん
JOIN MY WARDROBE vol.02

ラグジュアリーファブリックの代名詞
僕がヤミツキな「ボリオリのK.JACKET」

入力ください
昔からベージュ好きの僕が、秋口ほとんどマストでワードローブに入れるアイテムの一つにカシミヤの軽ジャケがあります。それは、ボリオリのK.JACKETがお気に入りということとほぼ同義。初めて袖を通したときから、毎年のようにスタメン入りしている相棒ですね。芯地や肩パッドを排した、いわゆる「アンコンジャケット」なので、着心地の良さはもちろんドレス/カジュアル問わず合わせやすい。これだけ上質なアイテムにも関わらず、出がけに、気軽に羽織れてしまうというのが僕をヤミツキにさせる理由です(笑)。

特筆すべきは、この風合い。ラグジュアリーファブリックに、敢えて製品染め加工を施すことで得られる「タッチの柔らかさ」は、見た目にも着心地にも“極上”を与えてくれます。そんな名作に合わせたのは、この秋冬にワードローブ入りしたビブリオテカのクルーネックとベルウィッチのツープリーツ。パンツとニットで“マイナス5歳コンビ”といったところでしょうか。若々しいオレンジのハイゲージクルーネックニットも、実はカシミヤで。しかもイタリアの名門ロロ・ピアーナ社製とあって、決して「若ぞう」には見えないリッチな印象が漂います。ジャケットとの相性も抜群でしょう?

入力ください
クロケットアンドジョーンズの「ボストン2」は、不朽の名作「ボストン」を日本人の足に合うようアップデートさせたラストが採用されています。ジャケット同様、リッチな素材感なスエードをチョイス。これもまた、見た目以上に履きやすく“極上”な着用感です。
入力ください

前述のとおり「アンコンジャケット」仕様だから、カシミヤ特有の色気を纏ったドレープが際立ちます。柔らかく滑らかな生地なので、ラペルが身頃に吸い付くように重なるのです。カシミヤならではの、なんともセクシーな表情に。

入力ください

OTHER COORDINATE

戸賀さんが着用しているK.JACKET同様、カシミヤ100%に製品染め加工が施されたボリオリのオリジナルフィールドジャケット。上品で繊細な素材を、M-65という敢えてタフなイメージのデザインに落とし込んだ、このバランス具合が“大人の余裕”を感じさせてくれるブランドらしい一着です。英国の伝統的な軍用柄「ブラックウォッチ」スラックスのような、クラシックな装いとの互換性も言わずもがな。

STYLING ITEMS


Profile – 戸賀敬城

1967年、東京出身の編集者・オフィス戸賀代表。学生時代より雑誌編集に携わり、大学卒業後よりBegin編集部配属。Men‘s EX、時計Begin、メルセデスマガジン(世界文化社)、MEN’S CLUB、エスクァイアBBB日本、レクサスマガジン(ハースト婦人画報)といった多くのメンズファッション・ライフスタイル誌にて編集長を歴任。現在はJ PRIME編集長、BRオンライン顧問、ヒルトン・アンバサダー、アスタリフトメン・アンバサダー、ウノピュゴルフ・アンバサダーなどを務める。