1.5マイルを素敵に暮らす”服”

こんな時代だからこそ求められている、〝毎日を丁寧に、日々をきちんと暮らすこと〟。モデルで女優の高山都さんは、衣・食・住、そのすべてを全力で楽しみ、そこに抜群のセンスが光る、まさに時の人。高山さんと全4回に渡ってお届けしてきた「家から1.5マイル圏内を素敵に暮らす服」の連載。いよいよこれが最終回。ラストを飾るのは、高山さんご本人はもちろん、その場にいたスタッフ全員が「都ちゃんらしい!」と太鼓判を押していた黒ワンピースについてお届けします。



vol.04
〝私らしい〟が詰まってる。
黒ワンピをコレクション

高山さんのワードローブの中で欠かせないものをお聞きしたら、〝デニム〟と〝ワンピース〟と即答。「私は158センチと小柄だし、自分的にはコンプレックスもいっぱいあって。だけどお洒落は大好きだから、つねにトライ&エラーを繰り返し、少しずつですが〝自分らしさ〟が見えてきた気がします」。中でも黒ワンピースは〝自分らしさ〟の筆頭とか。「困ったら黒ワンピ。困らなくても黒ワンピ」と、それくらい信頼を寄せている存在。

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非日常を味わいたくて、友人と泊まった都内のホテルステイ。特に理由はないけれどちょっと気分が上がらない朝。おしゃれの力を借りたいときは黒ワンピの出番なんだそう。「もちろんちょっとそこまでのお出かけの時も強い味方。変に背伸びせず、等身大の自分でいられる心地よさってあります。スポサンとつば広帽を合わせたら今の気分にぴったりのリラックコーデに」。

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黒のロングワンピの時に、印象が重く沈んで見えないよう、選びにもこだわりが。「デコルテや背中が開いているものやノースリーブなど、肌のぞくものを選べば、それが抜け感に。これは構築的な袖と背中の開きがとても印象的。たっぷりとしたシルエットで、着るだけでドラマチックになります」。

このワンピースは、アウターを羽織ったり、下にデニムを重ねたり。ビーサンで、ブーツで、と一年中のワードローブのスタメン確実とか。「今の季節なら、肌寒いときにサッと羽織れるストールがあると便利。苦手意識のあったピンクも、ここにきて急に気分に。大人になった今、その甘さを上手に取り入れられるようになりました」。黒ワンピにさりげなく可愛げを足すのに重宝しているそう。

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〝リトルブラックドレス〟という言葉への憧れもあって、20代のころから好きだったという黒ワンピ。当時は短い丈のものも着ていましたが、30代からはもっぱらロング丈一筋に。今ではもはや収集していると言ってもいいほど、少しずつ買い足し、どれも何年も愛用しているそう。他に高山さんが選んだのがこの2枚。ひとつはちょっと透け感のある、涼しげなカフタンタイプ。もうひとつはカッティングの美しさが光り、後ろリボンの女らしいタイプ。

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「ちょっときちんと感のあるものも、コットン素材などでリラックス感溢れるもの、どっちも大好き。似ていると思われるもの、私にとってはひとつひとつ違って、みんな特別」。と、辿り着いたこの黒ワンピ愛に関しては、これから先何年たってもきっと変わらない気がするんだそう。「トレンドや気分、体型、髪型、ライフスタイル……何一つとってもずっと同じではいられないから、その時々の自分に似合う位一枚を知っている、そんな女性でありたいです」。変化にも柔軟で、でも自分の軸はしっかりある。いつもチャーミングで、飾りっけのない高山さんの全力の笑顔には、1,5マイルの暮らしに向き合っているからこそ。本当に素敵だ。

着用アイテム


参考アイテム



    PROFILE
    高山都

    女優、ファッションモデル、ラジオパーソナリティとして、幅広い分野で活躍。雑誌、新聞、WEBとさまざまな媒体で連載も。センスあふれるインスタグラムも人気で、私服コーデや「#みやれゴハン」として料理や器を紹介する投稿も話題。すでに3冊になる著書「高山都の美食姿」(双葉社刊)シリーズも好調。
    Instgram@miyare38

STYLING・MODEL/MIYAKO TAKAYAMA
PHOTO/KEIICHI SUTO
HAIR&MAKE-UP/CHIKA SUZUKI(A.K.A)
STYLING SUPPORT/YASUKO ISHIZEKI
EDIT/YUKIKO TSUKADA